トランプ人気はつまりは米国民の不満の現れ
米大統領選が盛り上がっていますね。
今回はクリントンと、トランプが非常に話題になっています。
クリントンに関しては以前から知っていた人も多いと思いますが、トランプに関しては今回の大統領選で知ったひとが多いです。
なぜ、トランプはここまでの人気を獲得しているのか、ということについて書きたいと思います。
元の予想であればジェブ・ブッシュが本命と見られていました。
しかし、今回はブッシュ家はどうやら大統領になれそうにないですね。
トランプの支持層は、白人中間層が中心だと言われています。
アメリカという国は非常に格差の大きな国です。
信じられない程の金持ちがいる一方で貧乏人も多いです。
格差はますます広がり、当たり前ですが、不満は多くなります。
アメリカという国に対しての不満も強くなります。
この状況をどうにかしてくれそうなのがトランプなのです。
だからアメリカ、現政権に対して不満を持っている人たちがトランプを支持しています。
クリントン、ブッシュが、大統領になっても大して状況は変わりそうはありません。
それよりは、本音で話し、自分たちの気持を代弁してくれるトランプなら今の状況を壊して、自分たちにチャンスが来るかもしれないということなのです。
しかし、もちろん金持ちからしたらたまったものではないです。
だから、どうにかトランプを止めようと画策しています。
でも今回のトランプ人気は、トランプ自身が圧倒的なカリスマ性を持っているというよりも、
不満がある人が現状をなんとか変えてほしい気持ちの現われなのかと思います。
だから、今回、トランプが大統領選になれなくても、
この不満がくすぶる状態が続けばまた同じことが繰り返されると思います。
現政権のオバマだって現状を変えたい人の気持が多いから大統領になれました。
チェンジって言ってましたからね。
期待はずれだから、もっと不満が増えたから、
もっと過激で、現状を変えてくれそうなトランプに支持が集まっているのです。