The die is cast.

就活ブログ。。地方大学生が東京で大手企業に内定取った経験を伝えます

20160811「意外に使えない大手企業出身者」

www.nikkei.com

概要。

 転職時、大手からベンチャーは可能だが、逆は厳しい。それはある程度正しい。面接官の中にも、それなりの企業に努めていた人でないと。と考えがちであるからだ。

 しかし、これから先、大手は新規ビジネスに積極的になっていくのは間違いない。その時必要なのは、ある程度の職歴ではなく、そのビジネスに関わってきた人、そのスキルを持っている人だ。

 昨今、大手企業では、人材育成方法が変わってきている。資本関係のないベンチャーに出向している例も多い。それは、ビジネスを学ぶためであり大手も結局はそのような人材がほしいのだ。

 大手だから、ベンチャーだから、という考え方ではなく、自分の人生の目標と会社の仕事の内容を見極めたうえで、就職先を決めるべき。

 

 感想。

 私は、大手しか受けていない。しかし、それは、自分の軸と合っていたから。それと同時にまだ人生の方向を迷っていたからだ。大手に入社したほうがその先の選択肢が多いと考えていたのだ。実際福利厚生は充実しており、給料も申し分ない。でも、今の仕事がずっとあるとは思えない。斜陽産業である。長期的に見れば私の選択は間違っていたかもしれない。今は長期的な視野を持ち、様々なチャレンジをしている。

 ベンチャーに入社した友人を見ると軒並み疲れきった顔をしている。最初はその姿を見て、自分の考えは間違っていなかったなと感じたが、そうではないのかもしれない。若手のうちは苦労し、自分を成長させ、将来のためにチャレンジする必要がある。大手の私の仕事内容はルーティンであり、考え行動することは殆ど無い。

 自分を理想に近づけるためには、行動する時間を増やすしかない。空いた時間でやっている私と、仕事でチャレンジしている友人たち。どちらのほうが成長しているだろうか。

 そういう意味では、自己分析、企業研究をし、自分の理想をはっきりさせ、その手段として企業を選ぶことが重要なのではないだろうか。