自己分析の仕方。
この質問は非常に多くの学生から聞かれます。
自己分析ってそもそもなんでやるのか、から書いていきます。
1なぜ自己分析?
まず、自己分析を何のためにやるのかを考えてみましょう。
ゴールが決まっていない行動は無駄なことが増えるだけでなく、迷走しかねませんからね。
今回行うのは、就活を行うための自己分析です。
私の考える自己分析のゴールは、
「自分がどんな人間か知る事」 「面接で話せるネタの確認」
です。
自分についてさえ理解できない人間なんていらないですからね。
あなたの行動原理、どのような感性を持っているのか、何を重きをおいてるのか。
何が出来て、何が出来ないのか。
どんなキャリアを歩んでいきたいのか。
等々です。
面接ではそのへんのことを聞いてきますからね。
どんなパーソナリティを持っているかを知って、入社後にどのような活躍ができるのか見ています。
また、これは企業研究も並列してやっていく必要があります。
それぞれが独立しているのではなく、同時に行う事で、効率的に進める事ができます。
結局は、自信をもって自分のことをアピールできるようになれば良いわけです。
「自分が大切にしている価値観」
が明確化されて来ると思います。
強みを客観的に見てもわかりやすく説明できるようにもなるでしょう。
また、自分について理解することで、自分のキャリア、志望業界についても見えてくるものがあります。
焦ってはいけません。
自己分析は1日2日で終わるものではありません。
長い時間をかけてゆっくりと自分について理解してください。
短い時間では大した意味はありません。
また、自分について客観的に見てください。
誰もその内容は見ませんから。
自分の出来ないこと、苦手なことも、それを合わせて自分であるということを認めて消化してください。
これは人生においても大事な部分になります。
2 自己分析の方法
具体的な方法に移ります。
2−1 自分の歴史ノートを作る。
これはなるべく紙のノートを利用しましょう。
その方が持ち運びが簡単ですし、いつでも書き込む事ができます。
目的の確認をすると、自分について理解する、また面接で話せる内容について洗い出す。最初のこの段階では、そこまで目的を考えなくて良いです。
書くことは、
好きだった事、嫌いな事、悲しかったこと、達成したこと、尊敬する人、はまっていたもの、部活動、失敗したこと、自分の夢の歴史、等々。
この段階では自分の過去を全て書くことが必要です。
昔こんなことがあったなあ、でも就活とは関係ないなあとか思っても書いてください。
そこまでやる必要ないだろと思う人も多いと思いますが、企業によっては小学校くらいまで遡って聞いてきます。
また、面接で話せそうなエピソードがあれば、それについては見開き1ページ程度使って詳しく書いてください。
例えば、バイトのページ。
バイトでやったこと。嬉しかったこと。頑張ったこと。辛かったこと。挫折、成功体験、学んだこと、それを今どう活かしているのか。
書きながら自分がどのような考えで、そのような行動をしたのか考えながら書いてください。
頑張った、とかは書かないでください。バイトを頑張りました!!
では、他人から見たら何を、どのくらい、いつ、誰と、何人くらいで、どのような成果が出たのか、聞きたいことがたくさんあります。
なので5w1hを意識しながら客観的に、具体的に数字を使いながら、書いてください。
大事なことは、何を達成したかではなく、何を考え行動し成果に結びつけたかです。
失敗例ももちろん必要。
失敗から学ばなければその失敗はなんの意味もなくなってしまいますからね。
2−2 ネットを利用
現在では様々なページが存在し、それを利用しない手はないですね。
色々なページが有ります。
エニアグラムとかが有名ですかね。
質問に応えることで自分にどのような適性があるかなど、診断してくれます。
よく大学の就活講座とかでやってくれたりもしますね。
結果を鵜呑みにする必要はありません。
長所、短所とか詳しく書いてあるので、そのへんから使えるフレーズをパクると良いでしょう。
自分で全部言葉を考えるのは、時間かかってしまいますからね。
他にも色々あると思うので、ググッてくみてください。
2−3 他己分析
自分を客観的に見るのは難しいです。
また、自分で考えている自分自身の像と外から見える姿は異なっていることが多いです。
周りの人からの意見は貴重であり、できることなら、友達先輩後輩親等々様々な角度から自分を見てみましょう。
自分の長所や短所などを聞いて自分の姿を明らかにしていこう。
あなたのことをよく知っている人でなくても、大学の就職支援室、ハローワーク等もおすすめです。
対話しながら、自分について見つめなおすことができます。
自分の考えを声に出すこと、深掘りされることで、自分の考えが明確化されていきます。
これが私の自己分析の方法です。
最後に載せた対話であれば私も手伝うことが出来ますので希望があれば連絡をください。